「毎日運転しているあの人、本当に免許持ってるのか?」——無免許運転の実態を追う調査

「昔から素行の悪さで有名な知人がいるんです。最近は毎日のように車を運転していて……。どう考えても免許、持ってないと思うんですよ」

そんなご相談を受けたのは、ある日常の会話の中でのことでした。
ご依頼者様は、長年その人物と関わりを持ってきたものの、最近の様子に危機感を募らせていました。
運転姿を日常的に見かける一方で、過去に免許取り消しを受けたという事実もある。

「これはもう警察に突き出すしかない」と覚悟を決めたご依頼者様のご意向を受け、私たちは対象者の行動確認に踏み切りました。


早朝からの監視で、ついに現れた「無免許運転の瞬間」

調査は対象者の自宅前からスタート。朝の静かな時間帯、敷地内には複数の車両が停まっていました。

しばらくして、対象者が軽バンに乗り込み、何のためらいもなくエンジンをかけて発進。
そのまま公道へと出て、数分も経たないうちに県道へ進入していきました。

——この瞬間が、証拠となる「無免許運転の成立」です。

当方ではすぐに関係各所と連携し、しかるべき機関への通報と、調査映像の提出を行いました。


「警察も以前から把握していた」――動き出すための“最後のピース”

調査後、担当機関と合流し、これまでの行動を報告。
驚いたことに、今回の対象者は以前から警察がマークしていた人物だったことが判明。

ただし、張り込み中は車に乗らず、確実な証拠が取れずにいたとのこと。
今回の調査で、明確な運転行為が確認され、記録された映像が提供されたことで、ようやく動き出せる段階に至ったのです。


今後の対応と、私たちの役割

今回のような調査は、「疑い」だけでなく、「地域の安全」を守るという大きな意味もあります。
本人の行為が、第三者を巻き込む重大事故に繋がってからでは遅いのです。

調査終了後、ご依頼者様は「正直、後味の良いことじゃない。でも、放っておけなかった」と話されていました。

私たちは、今後も担当機関と連携し、必要に応じた協力を行ってまいります。


“見て見ぬふり”が一番危ない

もし、あなたの身近にも「何かおかしい」と感じる人物がいるなら、
その直感を放っておかないでください。

証拠を取ることは、誰かを陥れるためではなく、誰かを守るために行うものです。
「これは本当に大丈夫なのか?」そう思ったときは、ぜひ一度ご相談ください。

私たちは、冷静に、確実に、事実を記録し、お力になります。

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